2012年5月26日土曜日

マクロビスタイルの「すき焼き風煮もの」

本日ご紹介するのは、お肉もお砂糖も使わない「すき焼き」。

季節がら、ぐつぐつと鍋を囲んでのお食事
とはなりませんが、すき焼き風に甘辛く
味付けをしたお野菜や油揚げの煮物は
ご飯にとっても合いますね。


お砂糖は使わず、みりんだけで甘みを
だしていますので、やさしくてまろやかな
お味。



今日は浅草 今半さんの丁子麩も入れてみました。このお麩、戻すのに3時間以上かかるのですが、ふわっとしているのに、もっちり感があります。


油揚げは松山揚げを選んでみました。
マクロビ料理はお肉を使いませんので、
板麩や車麩、セイタンなどのグルテン、
油揚げをお肉の代用としたりします。
松山揚げを使うとコクが増えますし、
しっかりしているのに、トロっとした
食感が味わえます。


作り方と材料

+わりした+
昆布出汁
しょうゆ
みりん 


+具+
椎茸
しらたき
ねぎ
人参
 木綿豆腐
油揚げ(松山揚げがなければ普通の油揚げを)
丁子麩や板麩などのお麩


割りしたの材料を合わせて鍋で煮たてます。食べやすく切った具を入れ
煮込みます(ニンジンは薄切り、丁子麩と板麩は事前に戻しておく)。



+++マクロビオテックのこと+++
ハナダロッソさんのベジハンバーグの投稿でマクロビオテックに
少しだけふれました。
私は体調を崩し、回復のためにマクロビオテックを勉強していた時期が
あります。習いたての頃は、あれもいけない、これもいけないと言われているようで、
厳しすぎると感じたものでした。私の病気のために厳しいアドバイスをして
くださる先生の事を、嫌いだわ、と思ってしまったこともあります。
私がマクロビを初めた頃は、今と違ってほんの一部の人だけが実践し、
レシピも本も今よりもうんと少なかったのもあります。

それまではフレンチや焼き肉を食べ歩く日々でしたので
お肉も乳製品も卵もなしの生活なんて、と悲しい気持ちに
なることもありました。

でもそれは私の視野が狭かっただけだと後で気づくことになりました。
先生や仲間を通して、体に負担のかかる食べ物を除外しても、
ものすごく美味しいものが沢山あるのを知ったのです。
新しく作られるレシピを試してみるのが楽しくて仕方なくなりました。

絶対に治らないと言われている病気の人たちが次々に
回復していく様も目にしました。レメディを作る授業では、
右回り(陽性にするため)に材料をぐるぐる回して煮込んだり、
まるで魔女がお薬をつくっているようにもみえました。
素材の良さを最高に引き出すための調理法があることも
知りました。


あれから年月がたち、今では時になんでも食べますし、ずいぶんと
いい加減になりました。お寿司をかわいくするために、
ピンク色の朧やチーズを使うこともあります。食物連鎖の上位に位置する
魚以外の魚は週に何度か食べています。
でも叩き込んだ理論はまだ頭の中にありますし、お食事は今もお野菜中心。
そして、なにより、マクロビオテックなどの体に負担をかけないお料理や、
昔ながらの丁寧に作られたいいご飯をたべて、あぁ美味しい、と感じる
瞬間が大好き。


いつか機会があれば、ビーガンやマクロビアンに戻りたいという
気持ちは常に心に。
だって体の快適さがぜんぜん違いますから。



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